[BLACK SMOKER REPRESENT]エクスペリメンタルHIP HOPミュージックシリーズ!!!!!

東京はやはり未知数が異常に高い。ここで紹介するGARBLE POOR!というかなり重度なDOPEさを持つグループがある。
スムースに注がれるほどぶっ飛ぶからいつもの動きに拍車がかかる
酔狂通り魔のBLACKSMOKERからのデビューアルバムだ。　
酔狂通り魔GARBLEPOORがPAGE TWOをリリースすることになった。
「クラシカルなインストに引火気味の乾燥物、木造住宅独特のウエットな熱気、情熱の火を注ぐ、黒い煙のROOTS ROCK、
裏打ちのアザーサイド　ラジカルな念仏　
油を売っているようにスロー」

そうこれは、ケーボンが見出した才能、MC/プロデューサのHIDENKA率いる異端集団による2007年にリリースされた最狂アルバムだ!!

まず驚いたのは「ヒップホップ」がこんなにもサイケデリックになるのかということでした。レゲエ/ダブ/ロックと、ルーツ色の色濃いトラックに、饒舌な語りかけながらも酩酊感あふれるHIDENKAのラップは、まるでそれ自体がスモークのようにゆったりと空気中に拡散してゆきます。”裏打ちのアザーサイド ラジカルな念仏 / 油を売っているようにスロー”という資料の二行がまさにぴったり!!ちなみに、ブラックスモーカーからTHINK TANK所属アーティスト以外の作品が出たのは、これが初めて。

COMMENT
「ブラジル帰りの身体で俺はどうにかしていたんだろうか？ もう６年近くにもなる前の、ある真夏の夜。。。。。 俺はいきつけのクラブで一杯やることにした 。HIPHOPと一杯飲んでいた。ときたま逢う事にしているからさ。(久しぶりだな) なんて話をしているとその空間の中に音として。割り込んできたのがGARBLEPOOR!だった。その日一番面白くてセンスのある音だった。それは、まるでビンテージの再発のように。古く。。新しく。。矛盾した音や事だったのである。それから、数年俺は地下で奴らの活動をチラチラと見てきた。この、GARBLEPOOR!の中心人物である。HIDENKAという男はいい加減なコンピューターのような男だ。自分のレーベルを持ちつつ。トラック製作から編集、MIXにいたるまですべて。自分でこなす、そしてラップに楽器までもを。。ただできないのは。。それを売ること、知らせることができないのである。そこで、BLACK SMOKERが手を貸すことにした。TOKYOの可能性を詰め込む男達のBLACK SMOKER。デビューアルバムが到着した。それは、ダビーなロックでブルースの言葉を詰め込んだHIPHOPだった。。。」(K.B.)